高齢の方が膝に痛みを訴え病院でレントゲンを撮ると、膝の軟骨がすり減っているのが原因だと言われ、「変形性膝関節症」と診断されます。
もし本当に膝の軟骨がすり減っていることが原因なら、膝の軟骨を再生させなければ治りません。
しかし、膝に限らず軟骨という組織には、再生能力がありません。
椎間板や半月板などの軟骨もすべて同じ、再生能力は一切ありません。
鶏や豚の軟骨を食べても人の軟骨は再生されませんし、軟骨サプリメントでも再生しません。
そうなると、膝の軟骨が原因とされる変形性膝関節症は、絶対に治らない疾患ということになります。
それなのに、どうしてでしょうか?
当院に来ている70代や80代の変形性膝関節症の患者さんは、皆さん改善しています。
それは何故か。
軟骨のすり減りは、痛みの原因では無いと考えているからです。
仮に軟骨がほぼ完全にすり減り切ってしまったら、膝が痛いどころか歩けません。
そうなったら、手術で人工関節を作らないと無理ですが、多少軟骨がすり減った程度なら痛みはかなり改善できます。
お近くにこんな方いらっしゃいませんか?
膝が痛くて10年しゃがんでない。
10年どころか20年しゃがんでない。
正座もしてない。
そんなのできる気がしない。
それでも諦める必要はありません。
当院では70代、80代の方でもどんどん改善しています。
すり減った軟骨を再生させているわけではありません。
もともと膝の軟骨には原因がなかったということです。
もし、今通っている治療院で結果が出ないようでしたら、セカンドオピニオンをお勧めします。