肩こりの原因はいろいろあると思いますが、当院の肩こりに関する考え、「原因のひとつ」をまとめてみました。
肩こりは筋肉が硬くなっているので、電気治療機をあてたりマッサージをしたり温めたりすると多少ラクになります。
しかし、しばらくするとまたコリます。
何ならすぐコリます
いくら揉んでもストレッチしても、またコリます。
例えば、私はパソコン作業をしばらくやると肩がこった感じになります。
ただし、少し経てば治ります。
良くなってもすぐ肩がこってしまう原因、肩コリが慢性化してしまう原因は、いったい何なのでしょうか?
まず、肩こりを感じる筋肉は僧帽筋です。
この僧帽筋がリキんでしまっていると肩こりになります。
肩がリキんでしまう理由の一つは気持ちの問題もあります。
緊張とか不安とか恐怖とか。
寒さもそうですね。
もう一つは、胸の筋肉「大胸筋」です。
特にその大胸筋の下部にポイントがあります。
ここは大胸筋でも筋肉が薄くて弱い部分です。
弱い部分が硬くなると身体は無意識に嫌がります。
硬い部分を伸ばしたくなります。
大胸筋下部を伸ばすためには、肩を上げる必要があります。
肩を上げるには僧帽筋を使います。
つまり、自分の意思とは関係なく僧帽筋がリキみっぱなしになり、硬くなる(肩こりになる)のです。
では何故、この大胸筋下部が硬くなってしまうのか。
肩こりは男性よりも圧倒的に女性の方が多くないですか?
そうです。
大胸筋下部は、女性の下着のワイヤーが当たる部分です。
筋肉が薄く弱い部分に硬いワイヤーがあたり続けることで、その大胸筋下部が硬くなってしまうのが、肩こりの大きな原因のひとつなのではないでしょうか?
まぁ、あくまでも当院の仮説です。