当院のブログでは、これまでに様々な疾患の改善事例をご紹介してきました。
もちろん「改善事例」と書いている以上、掲載しているのは実際に改善が見られた方のみです。
ただし、ここで一つ大切なことがあります。
「改善事例」=100%治る、ではありません
「100%改善するのか?」
「行けば絶対に治るのか?」
当院で施術すれば100%絶対に治るのか、と聞かれたら…
それは無理です。
というより、どんな治療でも100%治ると言い切るなんてありえません。
もちろん、当院の中でも完治率が高く得意としている疾患はありますが、それでも必ず治りますとは言えません。
もし本当に100%治るのであれば、世界中から患者さんが集まり、まさにゴッドハンドとなるでしょう。
まぁ、ネットやSNSでは「自称ゴッドハンド」がたくさん見受けられますが…
改善が難しかった有痛性外脛骨のケース
当院に来られる患者さんの多くは、オスグッド、セーバー病、有痛性外脛骨など、いわゆるスポーツ障害の方々です。
特に有痛性外脛骨に関しては、来院数も多く、改善事例も豊富にあります。
しかし、そんな中でも改善が難しかったケースがあります。
先日来院したサッカーをしている中学生の有痛性外脛骨は、まったく改善が見られませんでした。
初回は当院で施術しましたが、変化なしで手ごたえなし。
都内からの来院だったため、2回目は都内にあるRMT会員の治療院をご紹介しましたが、そこでも改善しませんでした。
ちなみに、この先生はそれまで有痛性外脛骨をほぼ100%改善してきたそうですが、このケースでは改善が見られなかったとのことでした。
その後、再度当院で3回目の施術を行いましたが、それでもまったく改善させることはできませんでした。
なぜ治らなかったのか
何故それまで100%だったのに治らなかったのか?
それは人の身体が全員同じではないからです。
例えば、上腕二頭筋は二頭で構成されていると言われているが、上腕二頭筋が三頭筋の人もいます。
筋肉や神経の付着部・走行は解剖学的に一定であると言われているが、小胸筋が鳥口突起以外に停止している人もいます。
人体の筋肉は誰にでも同じように存在すると言われているが、長掌筋や第三腓骨筋が無い人もいます。
坐骨神経は梨状筋の下を通ると言われているが、坐骨神経が梨状筋の下や上、または筋を貫いて走行している人もいます。
軽く上げただけでもこれだけあります。
なので、それまで100%で完治させていた施術が、その人だけにはまったく通用しないといったケースが出てくるのです。
ゴッドハンドは存在するのか
昔の漫画で、必殺技がまったく通用しない理由が「心臓の位置が左右逆だったから」という話がありましたが、実際の人体もそれに近いところがあります。
教科書通りの身体ばかりではありません。
もし全員の人体のすべてを瞬時に理解できたとしたら…
私がゴッドハンドと呼ばれる日が来るには、まだまだ道のりは遠いようです。









