膝の痛みは、あらゆる年代に起こり得る症状です。
例えば若い世代、小中学生の成長期によく起こる膝痛に、オスグッド病があります。
一般的には「成長期」や「膝の下が出っ張っているから」が原因といわれています。
また、病院で高齢者が膝の痛みを診てもらうと、ほぼ100%「変形性膝関節症」と診断されます。
膝の何処が痛いのかは関係なく、膝が痛ければ変形性膝関節症と診断されているようです。
「加齢」や「膝の軟骨がすり減っている」が原因だと一般的には言われています。
しかし当院は膝痛施術を、「世間一般で言われているような原因は間違えている」という考えの基、検証や試行錯誤を繰り返してきました。
何故なら、一般的にいわれている原因には非常に無理があり、間違えていると考えた方が理屈が通り、実際に結果が出るからです。
一般的にいわれている膝痛の原因
例えば、オスグット病、
膝の下が出っ張っていなくても膝が痛い人がいます。
逆に膝の下が出っ張っていても膝が痛くない人も大勢います。
また、成長期は誰しも通るはずなのに、膝が痛くなる人と痛くならない人がいます。
おかしいと思いませんか?
他にも、変形性膝関節症でいえば、
膝の軟骨がすり減っていても膝が痛くない人が大勢います。
といいますか、歳を取れば誰しも大なり小なり膝の軟骨はすり減っているはずです。
高齢が原因と言われた時に、同世代でも膝が痛い人と痛くない人がいることに疑問を持ちませんでしたか?
それどころか、右膝は痛いのに同い年の左膝はなんで痛くないんだろう?って。
先生が言っているから、昔からそう伝えられているからと、自分を誤魔化していませんか?
成長期だから膝が痛い。
歳をとったから膝が痛い。
それらは、膝があるから膝が痛いと言っているのと同レベルです。
同じ条件で痛い人と痛くない人がいるということは、痛みの原因は別にあるということです。
膝痛の原因は患部にはない
また、当院では膝の痛みの原因は、痛い部分には無いという理論で施術しています。
膝だけでなく痛みの大半が、患部(痛い部分)に原因は無いと考えております。
一般的な考えなら、肩が痛ければ肩を揉む、膝や腰が痛ければ、患部に電気治療器や温熱治療器をあてたりしますよね。
当院は違います。
どういうことかと言うと、例えば雑巾を絞っている姿をイメージをしてください。
雑巾の中心はきつく絞られていて、もし自分の腕や足だったらと想像すると激痛ですよね。
その絞られている部分を治そうと思って、絞られている中心を調整しても、捻じれは直りません。
絞っている手(根本原因)を緩めたり調整しない限り、捻じれは直りませんよね。
身体の痛みも同じです。
患部(痛い部分)以外の問題が、患部に歪みや捻じれ、つまり痛みを発生させているのです。
なので、患部を調整しても治らない。
患部以外に隠れている根本原因を調整しない限り、痛みが治るはずないのです。
ただし、打撲・捻挫・骨折・肉離れなどの原因は、ズバリ患部にあります。
日々バージョンアップしています
当院はこれらの理論の基、膝の痛みに悩んでいる患者さんと、真摯に向き合っています。
そして、現状におごることなく、常に仮説と検証、試行錯誤を繰り返し、理論や技術を高めています。
例えば、先日も膝の痛みの治癒率が一気に上がる出来事がありました。
オスグッドや変形性膝関節症など、膝の痛みに存在する「共通の問題点」に気が付けたからです。
そこを調整すると、膝痛は大きく改善します。
世間一般の考えで、昔ながらのコテコテな治療をしていたら、きっと気が付けなかったでしょう。
もし、今通っている治療院で膝の痛みが取れないようでしたら、一度セカンドオピニオンをお勧めします。