本当の肉離れは10人に1人!肉離れは偽物ばかり。

肉離れについて

何かしらのスポーツをしている際に 「ブチッ」という感じがして筋肉に痛みが出た場合、整形外科などの医療機関へ行くと「肉離れ」と診断されます。

肉離れという名称からイメージするように、筋肉の繊維が切り離されている状態で、実際にそういったイラストを載せている医学書もあります。太腿やふくらはぎに多く発生します。

もし、本当に肉離れになっていたら、しっかり固定してくっつくのを待つか、手術で縫合するしかありません。しかし、他の医療機関で肉離れと診断されたのに、当院の施術で、その日のうちに痛みが半減、あるいは消失される方が非常に多いのは、何故なのでしょうか。

筋肉の繊維を施術でくっつけた?

流石にそれは不可能です。切り傷をくっつけるのと同じレベルで無理です。

では、なぜ治せたのか?

それは、肉離れと診断された患者さんのほとんどが、肉離れではなかったからです。本当の肉離れの5倍、いや、10倍は、肉離れではない患者さんが「肉離れと診断された」と言って当院へいらっしゃいます。本当の肉離れは「肉離れと診断された10人に1人しかいない」という事です。そんな偽物の肉離れを、当院では「肉離れもどき」と呼んでいます。

では、本当の肉離れとは、どういった疾患なのでしょう。

簡単に説明

肉離れとは、筋肉が引き伸ばされると同時に収縮するときに起こる筋肉の断裂です。部分的に断裂することが多いのですが、まれに筋肉が完全に断裂してしまうこともあります。

たとえば、ダッシュをしようとするとき、ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)はぎゅっと収縮しますが、ここから走り出して膝を伸ばす動きをすると、収縮している筋肉は無理やり引っ張られる状態になります。このときに、収縮する筋力が引っ張られる筋力に負けることで肉離れが起こります。

引用:肉離れとは-症状や肉離れと見分けが難しいものは? | メディカルノート

補足として、症状は激痛のほか、患部には内出血と凹みが見られます。

治療

整形外科などの医療機関で肉離れの治療を受けると、テーピングや包帯で固定しながら、2~3週間安静にした後にリハビリをして、復帰には1ヶ月以上かかってしまいます。当然ですが、治らなければ、それ以上の時間が掛かります。もし、重症なら手術で縫合する必要も出てきます。

しかし、それは本当の肉離れだった場合です。もし、偽物の肉離れ、肉離れもどきだったとしたら、意味なく固定し、自然に治るのを待っているだけです。時間もお金も心も、かなり無駄にしている事になるでしょう。

当院の場合、軽い肉離れもどきなら、1回の施術で完治します。テーピング・包帯は、効果や意味はないと考え一切使用しません。安静も不要です。

テーピングは、痛みが出ないように筋肉を歪めて固定し、自然に治るのを待っているだけです。しかも、テーピングには、デメリットがあります。テーピングで固定している間に、筋肉組織が固くなり筋力も落ちます。そして、肌の弱い方はかぶれます。特に内ももの辺りは皮膚が弱いので、かぶれている方をよく見ます。

なので、もし何かの疾患でテーピングを使用しているのでしたら、今すぐ止める事をお勧めします。

当院は、テーピングで固定し自然治癒を待つのではなく、積極的に施術し早期回復、もしくは最短一回完治を実現させています。肉離れと診断されても諦めないでください。

診断(肉離れもどきの見分け方)

まず、肉離れの場合、筋肉がちぎれるので激痛です。しかし、痛みの感じ方は個人差があると思いますので、痛みの度合いよりも、視診が重要です。肉離れは筋繊維の断絶により、内出血が起こります。そして、断絶した部分が凹みます。この2点が見られれば、間違いなく肉離れです。

ということは、内出血も凹みもなければ、肉離れもどきということが言えます。

本当の肉離れ
患部に内出血がある。
患部に凹みがある。
偽物の肉離れ(肉離れもどき)
患部に内出血がない。
患部に凹みがない。

肉離れと診断されても諦める必要はありません。肉離れもどきなら、施術で早期回復が可能だからです。

まとめ

肉離れは、他の医療機関で肉離れと診断されても、当院で診たら違ったというケースがほとんどです。本当に肉離れだった患者さんは、10人に1人、もしかしたら、もっと少ないかもしれません。他の医療機関は「プチッ」という感覚があったり、肉離れを好発する場所に痛みがあるからという理由で、安易に肉離れと診断しているようです。

しかし、肉離れと診断されても、患部に内出血や凹みがなければ、それは肉離れもどきです。原因は「筋肉の断絶」ではなく「筋膜と皮膚の歪み」です。調整すれば、痛みはすぐに改善します。

今現在、内出血や凹みがないのに「肉離れ」と言われ、包帯やテーピングでぐるぐる巻きの上に、安静を指示されているようでしたら、セカンドオピニオンをお勧めします。

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