子供の成長期のかかとの痛みセーバー病の真実

子供の成長期のかかと痛みセーバー病の真実

子供の成長期、特に小学校高学年くらいに発症する「かかとの痛み」をセーバー病やシーバー病と呼びます。

セーバー病の原因は、ふくらはぎの硬さにかかとが引っ張られるからと、よく言われています。

中には病院でレントゲンを撮って「かかとの骨が剥がれている!」なんて言われてしまうケースもあります。

骨が剥がれているとは、なかなか衝撃的な診断です。

きっと、以下のようなレントゲン写真が取れたのだと思います。

出典:医療法人社団やまびこ|セーバー病、シーバー病、Sever病

これは成長期の子供の足のレントゲン写真です。

黄色い矢印の部分でかかとの骨が剥がれてしまっている様に見えますよね。

しかし、それは間違いです。

実は、あの隙間には骨端線と呼ばれる軟骨があります。

レントゲンに骨は写りますが軟骨は写りません。

なので、あの部分に隙間があり、まるで骨が剥がれているように見えてしまうのです。

それなのに、何故か骨が剥がれていると診断されるケースが結構あるみたいです。

仮に骨が本当に剥がれてしまっていたら、骨折になりますから、しばらく安静にして骨がくっつくのを待たなければダメです。

しかし、実際に施術してみるとその場で痛みが改善、数回の施術で完治する場合がほとんどです。

セーバー病は成長痛などと言われたりしますが、同じく成長痛で有名なオスグッドも同じです。

詳しくは過去記事をお読みください。

とにかく、セーバー病は施術で治ります。

今通っている治療院で治らないようでしたら、セカンドオピニオンをお勧めします。

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