骨折をした場合、病院や接骨院に行くとギプスなどで固定されます。
部位にもよりますが、1~2か月で骨はくっつきます。
しかし、それで完全に治ったかというと、そうはいかないケースが多々あります。
例えば、手首を折って病院へ行ったら、ギプスをして三角巾で肘を90度位に曲げた状態で吊り、安静にするよう指示されます。
そして骨がくっついたら固定を外しますが、長期間固定していたので、手首が回らないとか肘が伸びない曲がらないなどの後遺症が残るケースがあります。
そうなると後遺症を回復する為に、その病院でリハビリを受ける事になります。
私が今まで患者さんから聞いてきたリハビリといえば「手首や肘を動かない方向にグーっと動かす(無理やりストリッチ)」とか「筋トレ」ばかりです。
当院で骨がくっついた後にやる施術はかなり違います。
当院の考えは「動かない原因・動きにくい原因を無くす」です。
そもそもの原因を無くさなければ、無理矢理動かしてもツラいだけです。
強引なストレッチや過度の筋トレは、場合によって症状を悪化させてしまう可能性があります。
なので、当院は筋トレの指導も強引なストレッチも行いません。
手首や肘の動きを邪魔している組織を施術で修復します。
無理に動かそうとするのではなく、自然と動けるように「動きにくい障害を無くす」のです。
筋力は無いよりは有る方がいいですが、動かない原因は筋力不足ではありません。
動かすことが目的なら、筋トレはやらなくても大丈夫です。
また、つっぱり感や痛みのあるストレッチで悪化したというのは、よく聞く話。
そもそもストレッチとは、本来気持ちがいいモノです。
今おこなっている骨折後のリハビリに不安がありましたら、セカンドオピニオンをお勧めします。
ちなみに当院の筋トレやストレッチついて考えは、以下よりご確認いただけます。