温熱治療について

温熱治療って意味あるんですか?

温熱治療って効果あるんですか?

当院が温熱治療をおこなっていた時代に、患者さんからよく聞かれた質問です。

温熱治療は、温熱治療器を用いた治療で、どこの接骨院や整骨院、整形外科のリハビリステーションへ行っても当然のようにおこなわれています。

当院も設立当初は一般的な接骨院と同じように、積極的に温熱治療器を使用しておりました。機械に患者さんを任せて、その間に施術をおこなう、街でよく見かける接骨院と同じ治療方針でした。

しかし、現在当院では温熱治療器を手放し、温熱治療は一切おこなっておりません。

それは何故か?

それは温熱治療の意味や効果に疑問を持ったからです。

温熱治療の意味や効果について、当院の考えを以下にまとめまてみました。

この記事の目次

1.温熱治療とは?

温熱治療とは機械によって身体を発熱させて回復を促す治療法です。ホットパック療法、赤外線療法、超音波療法、極超短波療法(マイクロ波療法)などの種類があり、物理療法の一つです。

身体を温熱治療器を使って温めることで、血行不良を改善し、痛みやコリを緩和させるといわれています。 血行を良くするという点では、電気治療(電気療法)と同程度の効果と思われます。
電気治療について

2.温熱治療の意味や効果

温熱療法は一般的に以下の効果があるといわれております。

  • 血行をよくする
  • 筋肉のコリをほぐす
  • 筋肉の疲れをとる
  • 疲労回復
  • 神経痛、筋肉痛などの痛みを緩和

3.温熱療法の種類

温熱治療器には以下のような種類があります。

TENS(経皮的電気刺激療法)のイメージ画像

1
ホットパック療法

パック状のゲル物質や熱線が入ったホットパックと呼ばれるものを用います。患部を温めて血行を良くすることで、筋肉の緊張を緩和させコリやハリの痛みを緩和させます。

EMS(神経筋電気刺激療法)のイメージ画像

2
赤外線療法

赤外線ランプで患部を温めて血管を拡張させ、身体の代謝を促すことで筋肉の緊張緩和や痛みを和らげます。効果神経痛・筋肉痛・関節リウマチなどの治療によく使用されます。

マイクロカレント療法(微弱電流療法)のイメージ画像

3
超音波療法

超音波が生体組織に温熱作用を発生させ、深部を立体的に温めることができます。低出力超音波パルスはマッサージ効果で、照射部の細胞を活性化し患部の回復力を高めます。

干渉電流刺激療法のイメージ画像

4
極超短波療法(マイクロ波療法)

マイクロ波は、波長の短い(1mm~1m)電波です。300~3,000MHzの電磁波を照射することで、体内の水分子を振動させて深部に温熱効果を与え血行を改善、痛みを緩和させます。

4.当院の知る本当の効果

温熱治療器を使ったことのある方にお聞きしたいのですが、温熱治療の効果って、あまりにも実感が薄くないですか?

本当にコリは取れていますか?

本当に疲れは取れてますか?

本当に痛み、しびれは取れていますか?

本当に効果を感じられましたか?

温熱治療器の種類や効果はいろいろありますが、効果はすべて同じです。要約すれば血行不良を改善するということ。温めて血流を改善して治癒力を高め、怪我や傷、疲労部分が自然に治るのを待つということです。

患部を温めたいのでしたら、ゆっくりお風呂や温泉に浸かっている方が、よっぽどリラックスもできて、患部どころか全身を温める事ができます。お風呂にゆっくり入る長湯(15分以上)は、免疫力を高めるともいわれていますし、きっと傷や打撲、もしかしたらコリやハリにも効果があるかもしれません。

しかし、何度も申し上げますが、それはあくまでも血流をよくして元々人間に備わっている治癒力を高めているだけで、自然に治るのを待っているということです。

5.なぜ温熱治療をするのか

それでは、どうして温熱治療器を使うのか?

それは、機械を使うことで、人の手(人件費)を使わずに、患者さんを効率よく回転させながら滞在時間を増やすためではないでしょうか?

治療院へ行った時のことを思い出してください。

「今日はどうしましたか?」で、診察(動作確認)したのち、「ゆっくりお風呂に浸かってくださいね。今日はこれで終わりです」よりも、「これは○○症ですね。このあとリハビリ室で赤外線治療を受けていってくださいね」の方が、やってもらってる感があり、お客様満足度も高くなりますよね。効果は同じだどしても、けっして前者のようなことは言いません。

6.まとめ

入浴のイメージ

温熱治療は、電気治療と同じく血流を良くして自然治癒力を高め、自然に治るのを待つ行為です。しかも、その効果はお風呂にゆっくり浸かるのと、ほとんど変わらないでしょうし、痛みの原因は患部にはないと考える当院の理論からしたら、患部を温める温熱治療より、身体全体を温める長湯の方がよいのでは?とすら思えます。

当院も開院当初は、治療の一種として温熱治療をおこなっておりましたが、上記の理由および、その効果の薄さから、現在では一切おこなっていません。

炎症している場合は、患部を冷やすように指導することもありますが、どんな疾患に対しても、患部を温めるよう指導することはありません。オリジナル理論の「RMT」を基に、施術にて最短一回完治を実現しています。

例えば当院の得意とする疾患「オスグッド病」は、いくら温めても電気をあてても、短期間には治らないでしょう。もし、治ったとしたら自然に治っただけです。

しかし、施術でしたら最短一回の施術で痛みをなくし、屈伸することやスポーツに復帰させることが可能です。押すと痛い、圧痛も取り去ります。

当院はRMTを基に、機械は使わず施術のみで治療をおこない、最短一回完治を実現している数少ない治療院だと自負しております。
RMTとは

温熱療法に疑問や不安を感じているのでしたら、一度セカンドオピニオンをお勧めします。

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