ずっと前から右の手首が痛い。
同じ体操クラブの子に紹介されて、さいたま市からご来院。
施術開始
手をつくと手首の内側と外側が痛い。
体操選手にとって、手首の痛みは宿命と言っても過言ではありません。
当院にも、手首を痛めた体操選手が大勢来ます。
手をついて手首が痛い場合の原因は、前腕、肘と手首の間の筋肉にあります。
なので、今回も前腕を緩めましました。
すると、手をついても手首の痛みは出なくなりました。
初日はこれで終了。
施術2回~4回目
手をついても痛くないが、平行棒を握った状態で手首が反ると痛い。
当院の経験上、手首を反ると痛い場合は、手を握った状態(グー)でつく方が痛みが小さくなります。
しかし、今回はパーで手をついても大丈夫ですが、グーだと痛い。
前腕が硬さが残っていると考え、更に緩めていきました。
施術5回目
かなり良くはなっているが、やはり平行棒がまだ痛い。
改めて痛い原因を考察しました。
パーに対してグーは指が曲がっています。
試しに同じグーでも、親指を伸ばした状態で手をついてもらうと痛みが出ませんでした。
という事は、親指が関係しているということです。
親指を緩めた後にグーで手をついてもらうと
「痛くないです!」
体操選手の手首の痛みは、これで完治です。
数日後の大会にも、間に合いましたそうです。
まとめ
手首の痛みは、体操選手や柔道選手に多い症状です。
「宿命だから治らない」と、諦めている方も多いのではないでしょうか。
痛みには原因があります。
原因を無くせば痛みは消えます。
ずっと手首の痛みを訴えていた方も、当院で施術を続け治った結果、完治後はほとんど痛みが出ていません。
治ったと思っても、再発を繰り返していたら意味がありませんよね?
本当に完治していれば、痛みが出にくくなるはずです。
再発を繰り返す理由は、治り切っていないからです。
もし、再発を繰り返し、今通っている治療院に不安があるようでしたら、セカンドオピニオンをお勧めします。
今ある痛み、一度きちんと完治させましょう。
そうすれば、必ず再発しにくくなるはずです。