腕が痛くて 鍋の蓋が開けられない テニス肘の治療

腕が痛くて鍋の蓋が開けられないテニス肘の治療|さいたま市40代女性

数ヶ月前からお鍋のフタを開けると右腕が痛い。

だんだん痛みが悪化してきて、右手ではフタを持てなくなってしまった。

整形外科では「テニス肘」と診断されたが、テニス経験は無し。

よくある「テニスしたことないのにテニス肘」の治療です。

施術開始(1回目~4回目)

テニス肘は、肘の外側の骨の辺りに痛みが出ます。

テニスが起因でなくても、その辺りの痛みを総称してテニス肘と診断されるケースが結構あります。

確認テストは、少し重たい本を順手で持ち上げてもらいます。

テニス肘ですと、肘の外側から手首にかけて痛みが出て持ち上げられません。

実は、この「本を持ち上げる」という動作だけでも、身体のさまざまな部分が動いています。

その動くべき部分に不調があり、スムーズに動いていないから肘に痛みが出ています。

本を持ち上げる動きでいえば、腕だけでなく肩甲骨や肋骨も動いています。

なので、その辺りの動きを良くする施術をしていきました。

施術2~5回目

日常生活での痛みは無くなり、お鍋のフタも痛みなく開けられる様になりましたが、テニス肘の確認テストをすると、まだ少し痛い。

肩甲骨や肋骨を緩めても、痛みを取り切れませんでした。

回数を重ねて色々探ってみると、最後に残った部分は手首の硬さでした。

さっそく手首をやわらかくすると…

「痛くないです!」

今回のテニス肘と診断された肘の痛みは、少々手こずりましたが5回完治です。

まとめ

本を持つ動作は色々な部分が動くと自ら言っていましたが、確かに手首も動きますよね(汗)

ちなみに、テニス肘の正式名称は上腕骨外側上顆炎。

一般的には肘の外側の骨の近くで炎症が起こって痛みが生じていると言われています。

肘が痛いから肘が炎症しているという理論ですが、当院では肘に炎症はないと考えています。

炎症が起きていないということは、施術で早期回復が可能です。

テニス肘やその他の肘の痛みで今通っている治療院に疑問や不安があるようでしたら、一度セカンドオピニオンをお勧めします。

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